昨今の倒産の中には、兆候を外へあらわさずにある日突然倒産という「静かな倒産」が増えています。 しかし、内幕を調査してみると、1年以上も前から何らかの兆候が出ているケースがほとんどです。 取引先の危険信号をいち早く察知し、早期に処理するための企業体制の確立が急務となっています。
C H E C K 社長の言動から危ない会社を見抜く新規取引を始める際は、必ず相手先の社長に会うようにしましょう。 ★チェックポイント □ 指導力はあるか □ 良い補佐役はいるか □ 社長が若い場合は、経験が十分かどうか □ 社長が高齢の場合は、判断力は大丈夫か □ 〃 健康かどうか □ 〃 後継者は育っているか □ 財務(数字)に明るいか ★危ない経営者のタイプ □ ハッタリが強い □ 政治家などに接近したがる □ 見分不相応な贅沢をする □ 名刺に肩書きをたくさん載せている □ 自分の学歴や家族を自慢する □ 夫婦仲が良くない □ 友人関係が良くない □ 昼と夜の顔が違う □ 脱税をしている □ 他人の意見に耳を貸さない □ 思いつきで新しい事業に手を出す □ 財テクに夢中になっている □ 目をそらして話をする □ 威勢の良い話が多い(悪さを隠そうと見栄をはる) □ 約束や時間を守らない □ 月末、社長がなかなか捕まらない(資金繰りに飛び回る) □ 社長が予定をよくキャンセルする(〃) □ 平気で借金する □ 仕事とは関係ない公職にばかり力を入れている □ 過去に企業を倒産させたことがある 高級車に乗っているからと言って、経営が安定しているとは限りません。高級車は資金がなくとも買うことが出来ます。 外形で騙されず、本質をチェックしてください。
高級車に乗っているからと言って、経営が安定しているとは限りません。高級車は資金がなくとも買うことが出来ます。 外形で騙されず、本質をチェックしてください。