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◇Q&A確定申告◇
 〜確定申告〜

 確定申告Q&A 第28回
 医療費控除とは?

 

◎医療費控除とは?
◎医療費控除の簡単な計算方法は?
◎控除の対象になるものって?
◎どんな人が対象なの?
◎申告に必要なものは?

 

◎医療費控除とは?

自分自身や家族のために医療費を支払った場合には、一定の金額の所得控除を受けることができます。これを医療費控除といいます。
医療費控除は所得金額から一定の金額を差し引くもので、控除を受けた金額により所得税が軽減されます。

◎医療費控除の簡単な計算方法は?

実際に支払った
医療費の合計額
保険金などで
補てんされる金額
10万円
医療費控除額
(最高で200万円)

注 
その年の所得金額の合計額が200万円未満の人はその5%の金額

◎控除の対象になるものって?

対象となる医療費は、その病状に応じて一般的に支出される水準をいちじるしく超えない部分の金額とされています。なかには医師が必要と認めたという証明書が必要になる場合もあります。

◎どんな人が対象なの?

その年の医療費が多額にかかって、保険などから補填された金額を差し引いても10万円を超えた人。本人以外にも、家族の医療費も申告者本人が負担していれば医療費控除の対象になります。

例) ・ 妻が出産した人
    ・ 保険診療外の歯の治療をした人
    ・ 病気やケガで長期入院した人
    ・ 治療のためにマッサージなどによく通った人
    ・ 医師の処方によって漢方薬をたくさん買った人 等

◎申告に必要なものは?

    ・ A様式の確定申告書(年末調整を受けたサラリーマン)
    ・ 給与所得の源泉徴収票
    ・ 医療費控除の内訳書
    ・ 医療費の領収書・レシートなど
    ・ 「おむつ使用証明書」など医師の証明が必要なものはその証明書
    ・ 印鑑