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2009年7月27日(月)

幹部のコミュニケーション 能力が低下している!!
 
 

データ依存性の弊害は小さくない

 言うまでも無く、ビジネスは人の質で決まります。

 特に最大の味方である社員がどのような考え方で行動するのかは、組織が成果を得るための大きな要素であることから、社員の意思統一が重要視されています。

 しかし、最近の経営では、“データ分析”の共有などが優先され、社員一人一人が考えて行動する機会が少なくなっているようです。

 データを得た社員は、知る前よりも知識戦術を前面に出すようになり、つい“人間臭さ”を忘れ、かえって交渉力を低下させてしまう傾向にあります。

社員をデジタルで管理したい誘惑との戦い

 数値化したデジタル情報は、「経営の方向性や戦略設計」には、最重要な武器になりますし、経営管理者にとって社員をデジタル情報で指示したり、管理することは最も合理的で楽な手法として誘惑されがちですが、その結果は単純思考な社員づくりとなりがちです。

 つまり、経営戦略レベルでは、データ分析を駆使しながらも、社員レベルでは対面による対話による、目的意識への社内コミュニケーションを深め、意思統一を図る。

 社内メールでは成し得ない社内の対面伝達や対面折衝はビジネスの最終交渉時のための日常のトレーニングにもなり、ネゴシエーション能力を高めるのに大いに役立つはずです。