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2006年11月1日(水)

再チャレンジしよう!!

 
 

 地方都市に行ってみると、金融機関として銀行より、消費者金融がたくさんあります。

 消費者金融の貸付により日本には多くの多重債務者が生まれました。

 この問題解決のために、自己破産をする方が多くいましたが、自己破産をしなくても債務を圧縮することはできるのです。

任意整理

  任意整理とは、裁判所や特定の公的機関を使わずに、貸主(債権者)と直接交渉して和解する手続きで、自己破産についで、利用されている方法です。

 債務の利息は、利息制限法に違反している場合がほとんどなので、再計算すると借金の総額が大きく減少することがあります。

 取引期間が長い場合は、取り返すことも可能です。


個人再生


  個人再生は、破産をせずに、債務の返済について計画書を裁判所に提出し、その計画に従って返済する手続きです。

 債務を大幅にカットし原則3年かけて返済します。

 浪費・ギャンブルで借金をした人も利用することができ、住宅ローンを抱えている人も手放さずに利用できます。

特定調停

 
特定調停は、任意整理と似た制度ですが、裁判所を用いる点が異なります。

 債権者と債務者が裁判所に出向き、今後の返済方法について、調停委員と共に話し合います。

 裁判所で合意した事項なので、約束を守らないと、強制執行を受けてしまう可能性はあります。

まとめ

  自己破産をしなくても債務を減額する方法はたくさんあるので、我慢せず色々な手続きを利用して、人生の再出発をしましょう。